一日一枚の幸せを花ちゃんと


by hanamamann
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生まれ・育って

私が生まれ育った家は、昭和の初めに建てられた大きな家でした。
両親、子供が5人、父の叔母、父の妹、住み込みの看護婦さんが4人。
小さい頃から人に気を使う事を教えられ、それが今でも身に沁みているところがあり、
もう少し気楽に出来ればいいなぁ・・・と思ったりします。
兄妹は歳が近いせいもありいつも一緒でしたが、時には大喧嘩をして父に叱られたり、
また、母が作ったお弁当を持って近くの公園に食べにいったり、
たくさんの思い出があります。
父は写真を趣味としていて自分で現像もしていました。
写真は必ず焼き増しをして、それぞれの名前を書いた箱に入れてあり、
今でも大切に持っています。
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母が亡くなり暫く田舎暮らしをしていた父も京都で暮らすようになって、
田舎の家を処分する事になりました。10年ほど前のことです。
もう一度見ておきたいと娘と二人で帰りました。誰も住まなくなった家は本当に淋しくて、
懐かしさもありましたがなんとも言えない気持ちでした。
部屋の一つ、一つを見てまわり、病室だった畳の部屋の戸棚から見つけた薬ビン。
可愛い蓋がついています。貰って帰りました。
f0161834_22221065.jpg

このガラス瓶を見ると、もうなくなってしまった家の窓ガラスを思い出します。
外の景色がゆがんで見え、雨がふれば雫がつたい、風が吹けば怖いほどにガタガタと
鳴っていたガラス戸を。ガラスを通してみたあの庭を、思い出します。
それにしても、この薬ビンのデザインどう思います?
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Commented by みわのすけ at 2008-09-09 01:05 x
蓋の部分、とてもおしゃれな形ですね。
様々な凝ったデザインが多くある「ワインの栓」みたいだわぁと思いました。
この瓶には、hanamamannさんの御家族の思い出が、たくさん詰まっているのですね。

家は、人が住んで初めて生かされる気がします。
引っ越しの荷物が出た後のがらんとした家を見たときは、本当に悲しくなった記憶があります。
みわのすけが、夢の中で見る自宅は、今住んでいる家ではなく、子供の頃から住んだ前の家です。
家はなくなってしまっても、家族と思い出を共有した懐かしい場所として、「ふるさと」みたいに、心の中に残っていくことでしょう。
Commented by shinn-lily at 2008-09-09 10:05
いいものとっておかれましたね。
思い出の保存ってきりがないけれど、思い出は財産だから、心の中だけとはわりきれなくて、いつも混乱するのですが・・・。
それにしても、昔の道具には遊び心がありましたね。
読まない前は香水のビンかと思いました。
Commented by hanamamann at 2008-09-09 11:57
みわのすけ様  この薬ビンを見つけたとき、どんな高価な器より
欲しいと思いましたよ。 形あるものはいつかは壊れたり、無くなったりするけど、小さなものから思い出は次々と広がっていきます。
Commented by hanamamann at 2008-09-09 12:01
shinn-lily様 本当に明治の人は素晴らしいセンスの持ち主・・・といいますか、西洋の文化がどっと押し寄せて、楽しくて仕方が無い時代ですね。微笑ましくなります。
しかし、昔を懐かしむようになるとは・・・・歳???かなぁ。
by hanamamann | 2008-09-08 22:33 | 思うこと | Comments(4)